・概評
新規艦は四隻
練習巡洋艦 「鹿島」 E3報酬
正規空母(夜戦砲撃可能) 「Graf Zeppelin」 E4ボスドロップ
駆逐艦 「嵐」 E5ボスドロップ
駆逐艦 「萩風」 E5報酬
つまり堀は2隻
今回のイベントは全甲でクリアするだけなら資材自然回復でも十分である。
ただしバケツはそれなり(200〜400程度)使うと思われる。
堀ポイントであるE4とE5は甲で先行攻略しても楽に掘れる程度の難度。
したがって大分楽なイベントだと言える。
札が一種のみであるため、層が薄い艦隊でも攻略しやすい。
司令部80になったばかりでも全甲クリアは可能だろう。
・ステージ別評価(10段階)
E-1 9点
最初のステージらしく甲でも簡単である。
ただし連合であるため消費はそれなり。
難所は単縦でル級が2隻出てくるHマスくらい。
報酬は見張員と課金アイテム。
めぼしいドロップ艦は風雲、速吸、江風、大淀、浜風。
風雲は前回難所でのみドロップした艦であるので、こうして楽な箇所に配置するのは好感がもてる。
しかし一方で、E6、E7甲堀した人からすれば微妙なところ。
報酬でも見張員を出しているから、これからは見張員は出し惜しみしないと思われる。
また、同じく前回のイベントで出た速吸と江風もドロップする。
新規に向けた配慮であろう。
浜風がドロップするのはE2のルート固定艦だからだろう。
浜風以外は建造落ちしているが、浜風はしていないため新規に配慮したのだと思われる。
E1はドロップも良好で難易度も適切だが、唯一気になったのは大淀のドロップ率である。
春、夏、秋とE1に大淀を配置しているのは新規に向けた配慮からであろう。
今回はE1から連合であるし、実に3/5が連合であるのだから司令部は重要である。
したがって、大淀のドロップ率は高めであって良いと思うが、夏と比べると低い。
確かに夏と秋では夏のほうが司令部の重要性が高い。
しかし、E1にかかる資材は連合であるので夏に比べて多いと言える。
私見であるが、夏と同程度かそれ以上のドロップ率があってもよかったのではないか。
ただ、全体としてよく練られたいいステージだと言える。
E2 7点
初めて輸送ゲージが導入されたステージである。
6隻のうち5隻がルート固定艦というのは評価が別れる点であろう。
編成で試行錯誤できないため、差がつきにくくライト層にはとっつきやすいステージでもある。
旗艦を撃沈する必要がないため、クリア自体は甲でも容易である。
ただしボスは強敵である。
報酬は課金アイテムと勲章。
めぼしいドロップ艦は高波、天津風。
ドロップ率は改善されたものの、高波の配置は夏同様に難所である。
風雲の出し惜しみはせず、期間限定グラもある高波は出し惜しみするというのは理解しがたい。
春に掘れなかった層への配慮が足りないとしか言いようがない。
天津風は3-5で出るので特になし。
高波のことを忘れれば無理にS勝利する必要はないため、悪くないステージである。
旗艦を撃沈しなければならないというのはいわゆる運ゲーになりやすい。
今回の輸送ゲージは一回一回の試行が無駄にならない点でストレスがたまりにくい。
輸送ゲージのことは高く評価したい。
E3 3点
E2に引き続き輸送ゲージのステージである。
すなわち旗艦を撃沈する必要はない。
ルート固定艦にあきつ丸が使えるかどうかで明暗が別れる。
報酬は鹿島など。
めぼしいドロップ艦は秋月、海風、明石、瑞穂。
旗艦を撃沈する必要がないステージではあるが、佐伯湾及び柱島ではS勝利が必須とも言える。
秋月のドロップ率は1%程度とかなり厳しい堀になる。
甲堀が安定する難度でもないため、丙堀の後に甲で割るということが必要になる。
正直なところ、単なるクリア報酬であった秋月をここまで入手しづらくする必要はない。
柱島と佐伯湾ではドロップ率を上げるなどの配慮をしても良かったと思う。
海風は前回に引き続き難所に配置されることとなった。
持ってくる装備や性能から考えれば出し惜しみする必要はないが。
また、クリアにS勝利が必要ないためラスダンでハマるということはないがゲージは恐ろしく長い。
甲と丙ではボスの制空に大幅な差がある上に、道中も丙が圧倒的に楽である。
甲のゲージはここまで長くする必要はあったのだろうか。
E4 3点
夏で酷評されたギミックが登場。
初の潜水ボスも登場。
夏での失敗を反省してかギミックの可視化をしようとしたらしい。
しかし、結局のところ水上編成だと見た目に変化がなく誤解を招く結果となった。
真のボスはギミック道中の単縦ル級四隻と港湾さん。
クリア自体は容易。
報酬は勲章、熟練搭載員、艦載機など。
めぼしいドロップ艦はGrafZeppelin、PrinzEugen、U-511、Roma
掘る前に甲で攻略してもいいような難易度。
Grafのドロップに関しては問題はない。
一方で佐伯湾や柱島待望のPrinzはボスではなくMマスドロップとまさにマゾ仕様。
ドロップ率は1%以上あるが、無慈悲のガシャンを考慮すれば1%未満。
Prinzも所詮クリア報酬だったのだからもう少し楽に手に入れられても良かったのではないか。
また、対潜攻撃可能艦が潜水ボスを狙い撃ちできるため、旗艦撃沈は容易。
こういうボスにこそ旗艦撃沈が不要な輸送ゲージがふさわしいのではないか。
ボスに専念してB勝利に終わるとろくに輸送できないとか。
運営の間抜けさが露呈した第四海域であった。
E5 1点
輸送とボス削りのダブルゲージが初登場。
ゲージが長くてうんざりする。
ギミックをやればさほど難しくはないだろう。
報酬は萩風など。
めぼしいドロップ艦は嵐、酒匂、春雨。
ここも新規艦を掘る必要があるが、A勝利でもドロップするため丙堀不要。
先行者にやさしい。
ボスドロップに関しては概ね妥当だが、春雨が気になる。
ガシャンありの道中で夜戦のみでSが必要で1%程度と正気ではない。
せっかくの輸送ゲージなのにラスダンは旗艦撃沈が必要となり、ボス削りのゲージが長くなったのと大差ない。
正直意味がわからない。
マップ自体も運ゲーが続いて、小破で駆逐にバケツをかけるというストレスマックスな仕様。
別に難しくもないのにバケツが急速に減っていくのがいやでたまらない。